今ひとつの時代が終わろうとしている

歴史関連
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今ひとつの時代が終わろうとしている。

この時代を共に過ごしている我々は、この世界の歴史的な大変化の目撃者、いや、その荒波の中を生き抜く当事者となるのであろう。

米国を始めとする先進諸国の国力は低下し続けており、その一方で新興国の影響力は日を追うごとにその度を増している。

地球的な規模の力の重心は、これまで長く続いた西洋先進諸国地域から、資源を保有する新興国へと移っていくのであろう。

資本の動きにおいては、資本がボトルネックとなっているマーケットや、リスクが少ない優良な投資先はすぐに発見され、世界中から資本が集中してバブルを産み出し、安定した利益を生み出す期間は圧縮され、やがてバブルが弾けることで使い捨てとなる。

とくに需要を生み出せない先進国では、既に資本の「量」が絶対的な優位を作る状況にはなく、実体経済も余剰資本を吸収しきれないため、企業の内部留保は積み上がり、その分の誰かの所得が失われている。

単なるマネーの「量」がもはや最重要でないことは、皮肉にも、ロシアやイランが欧米諸国と比べて圧倒的にGDPが小さいにもかかわらず、戦争の長期化に耐えていることからも明らかとなっている。

重要なのは、その資本を何に使うべきかの「思考力」や「判断力」、価値のあるものを生み出す「創造力」、実際に雇用を生み、実体のあるモノを作り出す「生産力」なのであり、更に深い話をすれば、そもそも何を生み出すことがその社会にとっての「価値」につながるのか、即ち、どんなものに高い「価値」を置くのかを判断し決定する「真善美」の基準を、高く維持できているのかが最重要なことなのだ。

我々の住む現代社会において、この最も大切な「真善美」の判断基準となる正統な内的基準は維持できているのであろうか?

因果応報、すべてのことは因果律を介して自分に返ってくる。

このことを改めて受け止め、「私」だけでなく「公」の精神の重要性を認識し行動する者だけが、次の時代を動かしていくのであろう

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